在来知と近代科学の比較研究

日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(A) 25244043

2015年度 第3回全体研究会

「在来知&近代科学」(IKMS)2015年度第3回研究会

日時:7月4日(土)13:30pm~17:00pm
場所:大阪大学・豊中校舎・言語文化研究棟2F大会議室
http://www.lang.osaka-u.ac.jp/lc/about/access

<スケジュール>
(1)13:30pm~15:00pm 「イメージの人類学」のための理論的コラージュ」箭内匡(東京大学)
(2)15:15pm~16:00pm コメント:中川理(立教大学)、大村敬一(大阪大学)
(3)討論:16:00pm~17:00pm

 

<要旨>

「イメージの人類学」のための理論的コラージュ」   箭内匡(東京大学)

「文化」や「社会」ではなく「イメージ」の概念を根底に置いた人類学の構築のために、人類学の内と外の間を行き来しながら、一群の論点を、多数の 飛躍を交えて並べてみたい。より具体的には、以下の諸点に関わる議論・民族誌的素材・引用等をコラージュ風に組み合わせてみる予定。「イメージの 人類学」、「脱イメージ化、再イメージ化」、imponderabilia再訪(マリノフスキ)、不安定性の中のフィールド、カントからカーペン ターへ、実践コミュニティの微分学、自然の政治(アニミズム、アナロジスム、ディナミスム)、内面を束ねること(タルド)、述語主義、エスノサイ エンスとしての人類学、等。

<資料>
「イメージの人類学」のための理論的コラージュ」   箭内匡(東京大学)